家政学概論

問題49

非消費支出として、正しいものを1つ選びなさい。

1.国民健康保険料
2.介護保険の利用者負担
3.食料費
4.家賃
5.借金の返済金

答え:正解 1

1.○ 国民健康保険料の支出は社会保険料であり、非消費支出といえます。
2、3、4、5 × 消費支出とは、生活を維持するために行う支出のことであり、主として実収入が当てられます。食料費、住居費、光熱費、被服費、教育費、教養娯楽費、交通通信費、保健医療費等が含まれます。一方で非消費支出とは、直接税や社会保険料などの消費を目的としない支出をいいます。

 

問題50

たんぱく質に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.たんぱく質は、身体の構成成分の約60%を占める。
2.たんぱく質は、1gにつき9kcalのエネルギーを発生する。
3.たんぱく質が不足すると、免疫力が低下する。
4.血中アルブミン量が低いとき、その人の栄養状態は良い。
5.植物性たんぱく質は、動物性たんぱく質よりアミノ酸価が高い。

答え:正解 3

1.× 人体の化学成分比は、水分60%、たんぱく質18%、死亡18%、鉱物質3.5%、炭水化物0.5%となっています。
2.× たんぱく質は、1gにつき4kcalのエネルギーを発生します。
3.○ たんぱく質が不足すると、免疫力が低下するため、抵抗力が弱まり、感染症などの病気にかかりやすくなります。
4.× アルブミンの数値が基準値よりも下回っている場合は、肝機能疾患、栄養不足、膠原病などさまざまな疾患の可能性があります。
5.× 植物性たんぱく質は、動物性たんぱく質よりアミノ酸価が低いです。動物性たんぱく質は、肉、魚、卵、乳製品に含まれていて、人間の身体に近いアミノ酸組織を持っています。

 

問題51

鶏卵の鮮度低下に伴う変化に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.割ったとき卵黄の盛り上がりがより球に近くなる。
2.濃厚卵白の割合が減る。
3.卵黄膜の強度は変化しない。
4.気室が小さくなる。
5.卵黄の表面が暗緑色になる。

答え:正解 2

1.× 新鮮な鶏卵ほど、割ったとき卵黄の盛り上がりがより球に近くなります。反対に、卵黄が扁平で濃厚卵白が少なく大きく広がるものは古い鶏卵です。
2.○
3.× 鶏卵の鮮度低下に伴って、濃厚卵白の割合が減ります。
4.× 鶏卵の鮮度低下に伴って、気室は大きくなります。
5.× 卵黄の色の濃淡は、配合飼料の原料の割合によって異なってきます。卵を茹でた時に卵黄の表面が暗緑色になるのは、茹で過ぎによるものです。

 

問題52

かゆに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.出来上がりの量に対する米の割合は、七分がゆよりも三分がゆの方が多い。
2.かゆは、加熱中によく混ぜることで名張の弱い粒上になる。
3.五分がゆは、米と水を同量で炊く。
4.おもゆは、かゆから飯粒を取り除いた汁のことである。
5.全がゆは、汁の中に飯粒が少量混ざったものである。

答え:正解   4

1、2、3、5 × 全がゆは米1:水5、七分がゆは米1:水7、五分がゆは米1:水10、三分がゆは米1:水20の割合です。かゆは、加熱中によく混ぜることで粘りの強いのり上のかゆになります。
4.○ おもゆは、かゆから飯粒を取り除いた汁のことです。

 

問題53

食材の下処理に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1.昆布の表面の白い粉は、洗い流してから使用する。
2.肉は、しょうが汁に漬けると、臭みが強くなる。
3.ムニエルの魚は小麦粉にまぶすことで、旨味成分の流出が抑えられる。
4.さつまいもの芽にはソラニンが多いので、取り除く。
5.青菜を色よくゆでるには、食酢を入れた沸騰水でゆでる。

答え:正解 3

1.× 白い粉は、昆布から出てきた旨味成分であり、品質に影響はありません。洗い落とさずに使用します。
2.× 肉をしょうが汁に漬けることで、肉の臭みを取ることができます。
3.○ ムニエルの魚は小麦粉にまぶすことで、旨味成分の流出が抑えられます。
4.× ソラニンとは、じゃがいもなどのナス科の植物に含まれる毒素であり、ステロイドアルカロイドの一種です。
5.× 青菜を色よくゆでるには、食塩を入れた沸騰水でゆでるといいです。

 

問題54

嚥下機能の低下した人の食事に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1.おかずは細かく刻む。
2.料理の温度は体温程度にする。
3.ご飯はお茶漬けにする。
4.みそ汁の具はわかめにする。
5.果汁はゼリー状にする。

 答え:正解 5

1.× 細かく刻むだけでは噛みにくく飲みこみにくいことから、ミキサー食にすることが適切です。
2.× おいしさを損なわない温度で提供するように工夫をすることが適切といえます。
3、4 × お茶漬けはむせやすく、わかめは口腔内に貼りついて食べにくく、嚥下機能の低下した人には、いずれも適切ではありません
5.○ 果汁はゼリー状にすることで、嚥下機能の低下した人であっても食べやすくなります。

 

問題55

化学繊維に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.アクリルは毛玉ができやすい。
2.ナイロンは熱に強い。
3.レーヨンは水に強い。
4.ポリエステルは吸湿性が良い。
5.ビニロンは弾性に富む。

答え:正解 1

1.○ アクリルは、シワになりにくく軽いが毛玉ができやすいです。
2.× ナイロンは、強く弾力に富みシワになりにくいが、熱に弱いです。
3.× レーヨンは、吸湿性・吸水性が良いが、水にぬれると強度が低下します。
4.× ポリエステルは、シワになりにくく丈夫で乾きが早いが、吸湿性が少なく汚れが落ちにくいです。
5.× ビニロンは、摩擦に強く、吸湿性、耐光性がありが、弾性は低くシワになりやすいです。

 

問題56

住居の安全性に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1.家庭における不慮の事故で亡くなる高齢者は、交通事故で亡くなる高齢者数より少ない。
2.高齢者の家庭における不慮の事故原因で一番多いのは、「転倒・転落」である。
3.入浴中の事故死は、冬季よりも夏季に多い。
4.住宅では、既存、新築とも住宅用火災警報器の設置が義務付けられていない。
5.住宅酸素療法の機器は、火気との距離を2~3m以上離して使用する。

答え:正解 5

1.× 厚生労働省の「平成21年度・不慮の事故死亡統計」によれば、家庭における不慮の事故で亡くなる高齢者数は、交通事故で亡くなる高齢者数より多くなっています。
2、3 × 上記統計によれば、窒息と溺死は冬場に多くなっていて、中でも溺死は70~84歳では、死因の20%を超えています。
4.× 消防法によって、すべての住宅には住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
5.○ 酸素濃度が高いと発火の危険性があることから、在宅酸素療法の機器は、気との距離を2~3m以上離して使用しなければなりません。

 

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